窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

停電が続く千葉県で体の弱ってる人は守られているの?

北海道の地震でブラックアウトと呼ばれる大規模停電が起きたとき、

 

テレビで特別番組があったと記憶している。

 

台風15号での停電では、新聞記事は小さいし、ニュースの量も少ない。

 

寄付の呼びかけも少ない。

 

テレ朝の「モーニングショー」では、太陽光発電と蓄電池が紹介されていた。

 

今回の大規模停電で、太陽光発電システムを設置しているお宅は、売電から自家用にスイッチを切り替え、電気消費量の大きいエアコンなどは使えないものの生活に支障はないそうだ。

 

番組を見ながら思った。被災したら頼れるところがなくなってしまうから自分で備えるしかないのかなあと。

 

停電して何人もの人が熱中症で亡くなったが、お気の毒なことだ、かわいそうにと同情するテレビ出演者はいないし、菅官房長官は「政府としては迅速に対応している」と言い切った。

 

元気な人は、体を水拭きして風に当たったりイオン飲料を時々飲んだりしていたら熱中症にならないだろうが、加齢や病気で体力のない人はそういう対策では暑さを乗り切れないだろう。

 

数年前の夏の出来事を思い出す。そのとき、私は39度を超える発熱で苦しんでいた。暑さが分からない状態だった。ただただ体が辛く起きていられなかったが、なんとかしなきゃと思って近所の内科へ行った。診てくれた医師は病名を判断できなかった。

白血球数が多いから感染症だろうと言われた。とりあえず抗生物質を処方してくれた。

薬が効いたのか体温は38度台にまで下がり、体が少し楽になった。しかし、発熱は続いた。

暑さが分からない状態だったが、多分、エアコンで室内は快適な温度に保たれていただろう。

いくつかの病院で診てもらい、1ヶ月ほどで回復した。

 

苦しい夏だった。運悪く、そのころに停電が続くような状況だったら、

私、生きていなかったかもしれない。

「丹毒」という病名だった。昔は命取り病気だったそうだ。

今、こうやって生きていられるのは、ラッキーなの?今の時代としては当たり前なの?

停電が続く千葉県では、電気のない過酷な暮らしになっている。電気があれば助かるはずの人が亡くなっているんじゃないかと心配だ。

 

心臓や腎臓に病気を抱えている人は、暑さに耐えているんだろうか?

それとも、電気があるところに避難しているだろうか?

 

ニュースによると、電気の早期の回復は無理だそうだ。そして、現状は政府としては迅速な対応なんだそうだ。つまり、悪い状況が続くってことだ。

 

だから知りたい。赤ちゃんや高齢者、病気の人などはどうしているんだ?

もうちょっとニュース量を被災地にあててほしい。

そして、離れたところに住む私たちにも知らせてほしい。