窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

流れ星を見た

夜、夫と散歩していて、大きな流れ星を見た。

 

驚いた私は、

 

「火球だ」

 

と、声をあげていた。

 

「お前も見たか」と夫は言った。

 

 

大きいと言っても流れ星は一瞬で消えるから、

 

二人で同じ流れ星を見たのは、同時に同じ方向を見ていたという証拠になる。

 

もしも何かの事件で疑われたなら、アリバイになる。

 

 

そう・・・、最近立て続けに近所で事件が起こった。

 

一つは、駅前の路地で30代の女性が60代の見知らぬ男性に刺された事件。

犯人はすぐに逮捕された。犯人は酒に酔った状態で出刃包丁を持っていたそうだ。犯人はスナックで店主を傷つけようとしたが、店から追い出され、偶然通りかかった女性を刺したと新聞で読んだ。

 

事件の翌日、私はその場所へ行ってみた。通り慣れている道は安全とは限らないのだなあと実感した。

 

もう一つは、私のよくいくホームセンター近くのネットカフェの駐車場で、30代の女性が車の中で亡くなっていたという事件。一緒に行動していた人たちが救急車を呼び、亡くなっていると分かったのだが、女性には殴られたと思われる痣があったという。

 

二つの事件は、関連してないが、連続して事件が起こったみたいに感じられた。どちらも身近なところで起きたから。

 

私ら夫婦が流れ星を見て、「ラッキーだなあ」と喜んだ数日前、不幸な事件が二つも起きていた。