非正規公務員にボーナスが支給されるが、月給は1~2万円下がるので年収は上がらないことを西日本新聞の記事で知った。
昨夜、カーラジオから非正規公務員の待遇についての話が流れてきた。
月給から引いた1~2万円を元にしてボーナスを支給するという話があった。
で、それらの話の中で驚いたことがあった。
非正規公務員の給料は、人件費として扱われていないというのだ。
「物件費」という枠で扱われているそうだ。
正規職員の給料は「人件費」で扱われる。
非正規公務員の給料は「物件費」扱い。
お金の仕分け方が悲しい。
人件費を大きくしてはいけないというルールがあるんだろう。
なので、帳簿上で非正規公務員を物扱いして凌いでいるんだな。
帳簿上、人件費は抑えられているが、それは正規職員を徐々に非正規に置き換えて、しかも、物件費で計算しているのだから、年度始めに広報で知らされる報告で、全く非正規公務員の待遇に触れられないのだ。
台風などの災害で、避難所の設置・運営に関われるのは正規職員だけだから、非正規職員にも担わせてほしいという意見があると聞くが、
待遇が悪いだけでなく、物・消耗品扱いされている非正規公務員に、今以上の負担を強いるわけにはいかないと思う。
まず、物件費扱いからちゃんと人件費扱いにして、人として見たいでしょ?
災害に対応するのなら、通常の業務とは別に手当をつけなきゃならないだろう?
安く、都合よく、あれもこれもやれとは言えないはずだ。
産休も育休もないって聞くよ。