ニュースを見ていて、モヤモヤするなあと思った。
モリカケ問題のとき、安倍首相の奥さんが国有地の売買に関係したのかどうか国会で取り上げられ、遣り取りの中で、夫人は私人であるから国会に出られないと言われていた。
今、桜を見る会の招待客について、夫人が推薦した人が招待されたのではないか、夫人枠があったのではないかと言われている。
招待客を推薦できるのであれば、夫人は総理大臣夫人という公人なのではないかと思った。
ふと、コウモリをイメージした。
飛ぶ姿は鳥にも見えるが、鳥ではなく哺乳類なのがコウモリ。
コウモリは、人から「鳥みたい」と言われたり、「哺乳類」と分類されていてもどうでもよいだろう。
人間の視線をコウモリは気にしない。
昭恵夫人は、「公人みたい」と言われたり、「私人」と言われてもどうでもよいのだろう。
私は私・・・だろう。
自分は「夫人枠」で招待されたと思うだろう。
しかし、ニュースで夫人枠があったと言われない。
なんだかモヤモヤするなあ。
接点があれば特別な場に招待されるのなら、
昭恵夫人に接近する人は多いだろう。
招待されたら、名誉なことだから。
そもそも私人って、何?
一般人?
国語辞典に「公的な立場を離れた一個人」とある。
公人は、「公務員・議員など公職にある人」とある。
確かに夫人は、その意味で言うなら、公人ではない。
けれども、私人ではない。
総理大臣の夫人という立場だから、「など」にあたる公人だろう。
公人なのに、都合よく「私人」と言われている。
言葉ではどうとでも言えそう。
なので、行動のみに注目したい。
何をしたかに注目したい。
公人だ私人だと言葉に騙されるのは嫌だ。
昭恵夫人は、首相と共に行動する首相のパートナーだ。