窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

同期のサクラ 第8話 感想

サクラが元気をなくしていく様子が痛々しかった。

 

同期のみんながサクラを励ますが、誰も精神科へ連れて行こうとしないという展開が不満だった。

 

頑張ってきたことが全て無駄だった・・・とか、

 

生きていていいんだろうか・・・とか、

 

危ういセリフが続き、

 

それでも、仲間からのファックスに勇気づけられるサクラ。

 

その展開にも不満だった。

 

ファックスで元気になれるか?

 

 

精神病は、心の持ちようで回復するのだと言っているようなものだから、

 

不満に思う。

 

「死にたい」と思っている状態で治療も受けずにいたら、部屋が散らかってしまうという表れ方じゃなく、発作的に自殺してしまうのでは?

 

治療を受けずに自然治癒するような展開って、ありえない。

 

追い打ちかけるように、交通事故に遭って倒れるというのも・・・

 

 

心を病むというだけで、たいへんなことなのに、

 

このドラマでは、「生活のすさみ」「ゴミ部屋」「無気力」「怠惰」というようなマイナス要素を見せて、さらに「頑張れ」「もとのサクラにもどって」と要求し、

 

要求に応えられないと、「遠くへ行っちゃった」と突き放した言い方をすする。

 

面白いと思って見ていたのに、裏切られたような気がした。

 

脚本を書いた人は、うつ病死に至る病だと思ってないから、

 

脳挫傷で意識不明という状態を必要としたんだろう。

 

 

まっすぐに生きてきた人が心を擦り減らせて、うつ病になってしまう展開ではダメだったのかな?

 

うつ病なんて、気の持ちようで回復するものだ・・・みたいな展開にしたことに、

 

私は怒りを感じる。

 

がっかり・・・