散歩しながら道路わきの電柱を観察していった。
なめらかな手触りの電柱が多い一方で、コンクリートが洗い流されたようなザラザラと小石むき出しの電柱もあった。
上から下まで一直線にひびわれたものもあった。
一本一本、それぞれに陶器製のマークが入っていて、会社名や製造年らしき数字が書かれていた。
新しい電柱は2017年製、見つけた中で最も古いのは1962年製だった。
24とか29とかと書かれた丸いシールが貼られていたので、5年おきに点検されているのかと思う。
電柱を作っている会社は、九州ポールと大日ポールだった。
CMで見たことがない会社だけど、町中に「九州ポール」と「大日ポール」の電柱がある。
宣伝しなくても、その業界でやっていけるのたろうし、電気の消費者が電柱を買うのではないから宣伝しなくてよいのだろう。
どの電柱もコンクリート製。もしかして、コンクリートを供給している会社は麻生セメントかなあ。
電柱の管理をしているのは九電工かなあ?
九州電力のマークがついた九州ポール製の電柱があった。
もしかして、九州ポールは九電の子会社?
電力も送電網も九州電力が握っているんだなあ・・・。
1962年・1964年・1967年の電柱を見て、大型台風で折れないかと少し心配になった。