昨夜、夫と一緒にドラッグストアへ行き、
周辺をぶらぶらと散歩した。
やはり、ドラッグストアにマスクはなかった。
駅近くで何組もの上機嫌な人たちを見た。
大きな身振り、大きな声、ふらつく足の人たち。
近くにいる人に大声で話しかけていた。
お酒を飲んだら耳が聞こえにくくなるのかな?
スナックからカラオケで歌う女性の声が聞こえた。
ガラス張りのバーを見たら、大勢のお客さんがいた。
平日なのに、お酒を楽しんでいる人が多くて驚いた。
歩きながら、夫が、夫の友人の近況を知らせてくれた。
家を買って引っ越ししたそうだ。
その友人の娘夫婦も家を買おうとしているそうだ。
「すごいね。私だったら住宅ローンを背負う気力がないよ」と私は言い、
夫は、「家を持つことを励みに頑張るのやろう」と言った。
そういえば、主婦向けの雑誌には、1000万円貯めて家を持つという内容がちょくちょくある。
意欲がスゴイなあと思うが、思うだけで、私はそうならない。
借金したら返さなくてはならないから、心が重くなる。
散歩していると、建設中のアパートの前を通る。
建設現場に設置された看板に、施工主の名前なんかが書かれている。
昔から地元にいる地主と分かる。
私らは、その人たちを「〇〇一族」「△△一族」と呼んでいる。
資産を上手に運用しているんだろうと想像した。
散歩しながら、他人のお金持ちの状況を話題にしていた。
ってことは、本音を言うなら、私らもお金を持ちたいということだ。
まあ、願いは願いとして持っておこう。
私と夫の共通点は、怖がりだということ。
新型コロナを怖がって行動を小さくしている。
散歩は以前と同じように続けていて、建設現場があったら施工主や建設会社をチェックしている。