私は電話が嫌いだ。
できるだけ電話をしたくないが、実家からの着信があったので折り返し電話した。
電話で母の話を聞くと、隣町でコロナが出たという噂を聞いて動揺しているようだった。
テレビニュースでは感染者の住所までは報じないから、噂で隣町と聞いて驚いたようだ。
その噂について、ネットで検索してみた。
一件、新聞記事を見つけた。
大騒ぎにはなってない。
ネットでは知られてない話みたい。
インターネットを利用しない人たちが怖がって噂話をしているのだなあ。
車で福岡市へ通勤している人が新型コロナに感染していたというネット記事があった。
感染の中心地は福岡市なのだな・・・。
遠距離通勤する人は多いから、
福岡市から離れていても、福岡市での感染増加と無縁じゃない。
っていうか、日本のどこにいても、感染と無縁ではない。
今日明日、自分が感染するかもしれん。
感染症という言から、今、思い浮かぶのは、プールでのレジオネラ菌症。
気づかないうちに肺炎になり、亡くなる場合もある怖い感染症だ。
以前、プールに通っていた頃、レジオネラ菌による肺炎が発生し、
プールが営業停止になったことがあった。
人から人へうつる病気じゃないけど、かなり怖かった。
プール利用者は水の濁りに敏感になり、疑念を持ってプール運営者に水質改善を求めた。
が、疑念が強まっただけで、水質の改善に至らなかった。
「体が弱っているのにプールを利用したのが悪い」と、肺炎になった人を責める人がいたのには驚いた。
体の強い人だけプールを利用すれば良いという理屈は、利用者に厳しすぎる。
強い人がより強くなるためのプールになってしまう。それは変。
新型コロナ感染でみんなが不安になっている今、
もしかして、持病がある人がプールやジムの使用を拒否されてないだろうか?
健康増進のための施設が、客を「強い」「弱い」と選別し、
弱い人を除いていたら嫌だなあ。
「あなたは〇〇〇だから病気になりそう。だから来ないでね」という理屈が
社会に広まったら嫌だな。
〇〇〇には、いろいろあてはまる。
感染者の近くに住んでいる・・・
感染者に接している・・・
持病がある・・・
高齢・・・
マスクをしていない・・・
東洋人だ・・・
いろいろあてはめて、除外することができる。
でも、不安だから悪者を特定した気になって除外するのは良くないよね。