感染者に消毒液を注射したら・・・とアメリカ大統領が言ったというニュースを見て、
「死ぬやん」と声にして言ってしまった。
実行する人がいたらギャグにならない。
でも、このニュースで思い出したことがある。
血液クレンジングがネットで宣伝されていたのを思い出した。
血液をクレンジングするなんて・・・何?と私は驚いた。
別のことも思い出した。
キレイになるために便秘薬をむやみに飲む人が増えたことがあった。
便をどんどん出したら、悪いものが体から出てキレイになるという流行りだったと記憶している。
クレンジングや消毒で健康になるという発想は、
もしかして、人の心に沁みついているのかな・・・。
逆に、大昔、病気を悪霊が引き起こしていると考える人たちは、
悪霊が嫌うものを飲んだり身に付けたりしたと聞いたことがある。
大便を薬として飲んだり、体に塗ったりしたんだ。
消毒と大便は、全く違う。真逆にある。
でも、発想としては似ていると思う。
消毒をしたらばい菌は死ぬし、
臭い大便で悪霊が退散しそうな気がする。
藁にもすがりたい人は実行しそうだ。
神秘的な宗教儀式として行われたら恐ろしい。
感染した人に消毒液を注射したら、人そのものが死ぬ。
感染した人を次々に殺していけば、ウイルスの住処は減るだろう。
ホラーみたいだ。