昨日、夫と散歩いているときに、
夫の職場の人について話を聞いた。
職場の人の娘さんが、お金持ちと結婚していて、
かわいい孫娘がいる。
今、新型コロナ感染症のため、公立の学校は休校になっているが、
そのかわいい孫娘は私立の小学校に在籍していて、
ネットでリモート授業を受けている。
ちゃんと勉強に取り組めているんだそうだ。
この話を聞いて、古い記憶が甦った。
学生の頃、戦前の教育について調べたことがあった。
教育にお金をかけられる人は学費を払って教育を受け、
貧しい人は無料の教育を受けることができた。
学費がかかる学校と無料の学校があったということ。
で、無料の学校の教育内容は貧弱だったから、
学費のかかる学校と無料の学校とに差があった。
今も同じではないかと思った。
コロナの渦にある今、ちゃんと教育が受けられる学校がある反面、
教育が受けられない公立の学校がある。
リモート授業をしているその小学校の学費は、1ヶ月10万円。
高くて手が届かないなあと思った。
お金があり、充実した教育環境の中に居れば、コロナ渦の中でも教育を受けられる。
そういう人は、一握りだよね。
お金をかけずに取り組める学習を、
ニュースや情報番組で取り上げてほしいなあ。
ないものねだりになるかな・・・。