窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

豪邸を見た

昨夜、夫と散歩した。

 

昔からあると思われる細くてくねくね曲がった道を歩くのが好きだ。

 

道幅は人と人がすれ違うくらいで、大きな車は入れない。

 

 

いつも散歩していて、

 

立派な塀だな・・

 

立派な門だな・・

 

などと思う家がある。

 

 

昨夜は、その道と違う別のくねくね道を歩いた。

 

おおかたの方向は分かるが、初めて通る道だったから自分がどこにいるか分からなかった。

 

でも、いつものように、

 

「立派な塀だな・・」「立派な門だな・・」と思う家があった。

 

車が楽々通れる大きな門の家の塀は、何十メートルも長く続いていた。

 

「長い塀だなあ」と驚きながら歩いていると見覚えのある所に出てきた。

 

 

私らが、いつも「立派な門」と思っていた門は、その家の裏門だと分かった。

 

家の裏を見て、「立派な家だ・・・立派な門だ・・・」と思っていたんだと分かった。

 

「立派な家」じゃなく「豪邸」が相応しい言い方だと思った。