窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

JINの動画を見て

久しぶりにユーチューブのJINの動画を見た。

 

JINは日本で暮らす韓国人。

 

奥さんと娘がいる。

 

JINは結構長く日本に住んでいる。

 

面白いと思って見ていると、ちょいちょい日本を嘲笑う内容が含まれていて驚く。

 

 

昨日見た動画は、韓国・ソウルから東京に来たときに感じたことだった。

 

「静か」「道路がキレイ」という内容から始まり、

 

途中で日本の家を嘲笑う内容に変化した。

 

日本のアパートでは、ベランダに洗濯機がある・・・とか、

 

玄関開けたらすぐに道路・・・とか、

 

古い家が多い・・・とか。

 

 

そういう風に見ているのかと驚いた。

 

驚きとともに古い記憶が甦った。

 

私が学生の頃に住んでいたアパートの間取りを思い出した。

 

玄関入ったら、そこは台所。

 

右にトイレと浴室があり、奥に六畳の部屋があった。

 

室内に洗濯機を置く場所はなく、ベランダに置くようになっていた。

 

当時、洗濯機を持っていなくて、コインランドリーで洗濯したり、

 

浴室で手洗いしてベランダに干したりしていた。

 

 

洗濯機を外に置くアパートは珍しくなかったなあ・・・。

 

今だって、たまに外置きされた洗濯機を見ることがある。

 

JINにそれを笑われて、自分にとってなんでもないことが

 

変なこと・おかしなこと・劣ることと言われている気がした。

 

 

そして、さらに古い記憶が甦った。

 

私が生まれ育った古い家。

 

私が物心ついたときには既に古かった。

 

昔ながらの五右衛門風呂があり、

 

その近くに二層式の洗濯機が置かれていた。

 

洗濯機で使った水は、排水ホースから流れ出て、

 

水は土間の排水口へ流れていった。

 

下水道が整備されておらず、その水は川へ流れて行ってた。

 

水回りには問題が多かったが、

 

今の住居にない快適さがあった。

 

夏の暑い日でも、家に入るとヒンヤリと涼しかった。

 

土壁だったから暑さをしのぎやすかったのかな?

 

祖母は部屋を掃いて布団を敷き、蚊帳を釣り蚊取り線香をたいていた。

 

夜も結構涼しかった。

 

 

洗濯物は外に干し、雨の日には軒下に干した。

 

軒下と言っても、結構広かったから、

 

雨の日に洗濯物を干す場所に余裕があった。

 

そうだな・・・室内と外の中間の場所っていうの?

 

濡らしちゃいけないものを置いておく場所があった。

 

 

そういえば、生ゴミを乾かすための場所もあった。

 

 

もしも庭付きの家に住めるなら、

 

雨の日に洗濯物が干せる場所や生ゴミを乾かす場所を作りたいなあ。

 

 

ははあぁぁ、今、私が欲しいのは、それ・・・かもしれん。

 

洗濯物を干す場所を作りたい。

 

生ゴミをパリパリに乾燥させたい。

 

庭がないけど、工夫してそれらの場所を作れないかなぁ・・・。

 

 

ユーチューブでちょっと不快な動画を見てしまって、損した気分になっていたけど、

 

それをきっかけに自分が欲しているものがはっきりしたから、

 

まあ、いいか。