夫から職場の上司の話を聞く。
上司については、「夫に嫌がらせをする人」というフィルターがかかっている。
夫が持つ嫌悪感と私の嫌悪感という二重のフィルターがかかっていて、
夫の上司は歪んで見える。
私らと同じ人間なのか?と疑問に思うくらいだ。
夫の話によると、金銭感覚も大きく違うようだ。
夫が言う上司は、趣味に数十万円使い、
高い車に乗り、
家賃20万円の部屋に引っ越すそうだ。
どんどんお金を使う人のようだ。
ニュースを見ていると、経済を動かす必要があると言われている。
世の中にとって、どんどんお金を使う人が必要とされているのかな・・・。
それにしても、上司はどうやってお金を稼いでいるのだろう。
そんなに給料をもらっているとは思えないから不思議に思う。
副業している?
そう言えば、ギャンブルのような話を聞く。
漫画雑誌少年ジャンプを早く買える店で10冊買い、
毀滅の刃の商品を10個手に入れ、
ネットで高値で売るそうだ。
今なら10倍の値段で売れると聞いた。
高く売れる保障はないから、ギャンブルみたいだ。
そういえば、過去に買った金の価格が上がっているという話も聞いた。
金を売って儲けるのかな?
株も持っているって聞いたな・・・。
たくさんお金を持っている人は、お金を動かして太らせているのかな?
上司のこととは違うことだけど、
最近、ローカルニュースで風俗店の勧誘が増えているという話を聞いた。
博多や天神で「お金に困ってませんか」「稼げる仕事がありますよ」と若い女性に声をかけるという。
本当に困っている人は勧誘に乗るのかもしれん。
風俗店の給料って、どれくらいかな?
検索してみた。
デリヘルで働いていたという女性のブログを読んでみた。
デリヘルで90分働くと、正社員としての1日の給料を稼げると書かれていた。
具体的な金額は書かれていなかった。
それは、何円?
さらに検索してみた。
デリヘルの求人によると、日給30000円とか、35000円とか、50000円とか。
ふぅぅぅん・・・、ローカルニュースで見聞きした風俗店の勧誘で、もしかしたら、
週に1回働きませんか?などと言われるのかな?
金額だけ聞いたら、稼げるバイトに感じられるかも・・・。
今の仕事を続けながら風俗でバイトしませんか・・・という勧誘なのかもしれん。
「デリヘル」「デリヘル」と私、書いているけど、
デリヘルがどんな仕事なのか知らない。
漠然と風俗店と思っているだけ。
検索すると仕事の内容も紹介されていた。
デリヘルとは、デリバリーヘルスのこと。
ヘルスとは、マッサージなどで客を癒すこと・・。
健康目的のマッサージではない。
風俗店では研修をしてから働くそうだ。
研修の内容もいろいろ詳しく書かれていた。
伝統的なマッサージ法があるらしく、一般の女性が知らない性的なサービスで客を癒し、
一日あたり30000から50000円稼げるらしい。
ここまで書いて、古い記憶が甦った。
学生の頃の記憶。30年以上前の記憶。
高校の友人がデリヘルみたいな職業に就いていると話す友人がいた。
友人の話によると、知らない人の家に行ったり、知らない人に性的なサービスをするのはとても怖いことだそうだ。
頻繁にシャワーを浴びるから肌荒れする・・とも言っていた。
過酷な仕事というイメージを持ったのだった。
勧誘する人は、その仕事の怖い面までは言わないだろう。
何をして稼ぐか納得しないまま、その仕事に就いてしまうのかな・・・。
ネットで検索しても、風俗店で働く怖さは見つけることができなかった。
2012年ごろのドラマに「おとめさん」というのがあった。
「とめ」は姑を意味していて、ドラマでは、姑が水商売経験者のお嫁さんを
良く思わないというところから始まっていた。
後に理解し合うというハッピーエンドだった。
水商売でどんどん稼いでいたお嫁さんが欲しかったのは、平凡な生活だった。
お金じゃなかった。
お金を稼いでいる人が偉いという見方で自分を見ると、私は最底辺になるが、
不幸ではない。数十円を節約しようと努力しているが、嫌ではない。
ただ、仕事をしていない専業主婦は、今、生産性がないと言われ蔑みの対象になっている。
それは不満だ。
稼いでいる人が稼いでいない人を蔑んでいる。
今、お金を動かしている人が偉いという空気が流れているみたいだ。