広島と長崎に原爆が投下される前、
日本各地で49個の模擬原爆が投下されたという記事を読んだ。
原爆を投下する戦闘機がすぐに逃げるための訓練を兼ねていたそうだ。
投下された模擬原爆は、原爆のような威力がないのは当然だが、
爆弾であって、多くの日本人が命を落としている。
当時の日本の軍部は、
原爆が投下されるのを知っていたんだな・・。
けれど、原爆投下を防ぐことができなかったんだな・・・。
当時のアメリカは、
入念に準備をしてから広島と長崎に原爆を投下したんだな・・・。
原爆を開発したからには、
絶対に原爆を使うのだという意志が固かったんだな・・・。
広島と長崎という都市に原爆を投下したということは、
多くの人間を殺すつもりだったということだ。
原爆投下には、戦争を早く終らせるためだったという言い訳がされているが、
実のところ、日本人を大量虐殺したかったのだな・・・。
49個もの模擬原爆を投下して練習し、
操縦士の安全を高め、
広島と長崎に原爆を投下して、
たくさんの人を無残に殺害した。
「模擬原爆」について初めて知り、当時のアメリカは
必ず原爆を使うつもりだったのだと思った。