池袋暴走事件の裁判で、被告は、車のアクセルを踏み続けた記憶はないと無罪を主張した。
車が暴走したのは車の異常のせいだという。
若い母親と娘が亡くなったんだけど、車が勝手に暴走したせいだとしたら、
その車は売ってはならない欠陥車だ。
よく見かける車だ。
プリウスが暴走して起きた事故は他にもいくつかあるが、
車に問題があったとは聞かない。
ただ、ドライバーが高齢だったという共通点はある。
池袋の事故でもドライバーは高齢者だった。
プリウスのせいで事故が起きたのか、高齢ドライバーが運転を誤ったのか、
どっちなの?
死亡事故を起こして、それを車のせいだと主張するのは、
よほど自分に自信があるのだろう。
自信の根拠は何だろう。
裁判の中で、これからも自信は揺らがないだろうか。
そこに興味がある。
それにしても・・・被告にとって命は軽いものなのか?
自分が事故を起こすはずがないと思うことで、自分を保ちたいのか?
89歳まで生きてきて、悪い出来事は他人のせいにしてきたんだろうか?
責任をとらない人が偉くなるんだろうか?
偉い人は、悪いことをしても部下が尻拭いしてくれるんだろうか?
池袋の事故の場合、トヨタが尻拭いするのかな。