TNCのニュース番組で太宰府主婦暴行死事件の特集を見て、
気になったのが、加害者が被害者に借金を背負わせる手口。
加害者は被害者にお酒をごちそうする。
「おごってやる」と言って飲みに誘い、
あとで「飲食代が未払いだ」と言って請求する。
加害者と被害者が一緒に楽しそうに並んで写真を撮っている。
楽しい時間を過ごしたはずなのに、飲食代を借金として計上される。
おごることは、相手に貸しをつくることになる。
おごってもらうと相手に借りをつくってしまう。
おごってやった人がおごってもらった人の上に立つことになると言える。
上の者が下の者に辛く当たるのが当たり前という関係の中にあるとき、
下の者が酷い目に遭う。
太宰府主婦暴行死事件の場合、被害者は借金を背負わされ、
加害者に言われるままになった。