竹田恒泰さんの「人事の理由を言わないのは当たり前」という記事を読んだ。
賛同するコメントが多数つけられていた。
もしもそれが当たり前なら、総理大臣は理由を言わずに邪魔な人を
排除して当たり前だということになる。
菅総理大臣がしていることが当たり前だとしたら、元総理大臣たちも
同じように邪魔な人を排除していたのだろう。
竹田氏の記事につけられたコメントに、日本学術会議メンバーの任命拒否について「外野」は理由を知りたいなどと口を出すべきではないというのがあった。
「外野」とは、野党議員を指しているようだが、同様に理由を知りたいと思う人たちも「外野」と言われているようだ。
自民党・公明党政権を支持する人が「内」で、それ以外が「外」だろう。でも、「外野」の人も国民だ。
口を出すべきでないとコメントした人にとって、「外野」は不要なのかもしれない。
排除を肯定する記事とコメントを読んで、
質問さえ封じられる不自由さを感じた。
