年に数回まわってくるゴミ置き場の掃除当番が楽しい。
以前はそう思わなかったが、最近、なぜか楽しい。
状況は何も変化してないのに、思い方が変わった。
前日の夜にゴミ袋が収集車で運ばれ、ゴミ置き場は空っぽ。
一見キレイだが、箒で掃くとちょっとだけ砂埃や落ち葉の切れ端のようなものが集まる。
それをちり取りで受け止める。
ホースで水をまいて、デッキブラシで床を擦る。
透明だった水が濁って流れる。
一時間後には、まいた水は乾いている。
ゴミ置き場そのものが、キレイにする工夫をされているんだと思うよ。
水たまりができないんだから・・・。
掃除当番という「義務」。
あまり楽しいものじゃないかもしれんけど、
しぶしぶ、嫌々、適当に、楽々と等、
住人がそれぞれの思いで自分流で掃除をしてきて、
ゴミ置き場を維持してきている。
掃除当番をすると、その輪に自分もいるのだと思えるから楽しいのかもしれない。