NHKで動物写真家・岩合さんの番組を見た。
エーゲ海の島に住む猫が紹介されていた。
猫たちに朝食を提供する女性が印象的だった。
その島では、猫を世話していたら不幸から猫が救ってくれるという言い伝えがあるそうだ。
女性はレバーを煮て煮汁ごと猫たちに与えていた。
キャットフードじゃなくても良いのだなあと思った。
私は犬や猫に与える食べ物は店で買うフードしか思い浮かばなかったから、
番組の猫の食事は強く記憶に残った。
同じようなことを自分もやってみたいと思った。
で、さっそく今日、鶏のささ身を茹でて、ささ身をほぐし、
汁ごと容器に入れて猫がいるであろう場所へ行った。
その場所へ行くと、大きな猫が1匹コンクリートの上に寝そべっていた。
大きくて怖いと思ったが、私が「どうぞ」と言うと、大きな猫は舌で煮汁を口に運んだ。
喉が渇いていたのかな?
汁がなくなってからささ身肉を食べた。
大きな猫を粗暴で怖いと思っていたが、こぼさず上手に食べた。
満足したかどうかは分からないけど、食べ終わってからニャーと数回鳴いた。
「もうおしまい。バイバイ」と言って、その場所から離れた。
猫に話しかけるなんて、不思議な感じがした。