私がよく行くスーパーの駐車場に猫が数匹いる。
餌やりに来る人を気にしていると、いくつかのことが分かった。
茶色い猫は金ちゃん、
黒っぽい茶の猫は黒ちゃん、
体の大きなオス猫はデブ、
好みの餌だけを食べるグルメ猫はフクと呼ばれている。
一番人気があるのはフクのようだ。
お年寄りも子どもも、その猫をフクと呼んでいる。
フクが一番多くの餌をもらっているようだ。
餌やりをしていた小学生は、チュールを水で薄めたものとスーパーで買ってきた魚を与えたそうだ。
魚は、骨をとった切り身だろう。
贅沢な食事だと思った。
野良猫は人に見捨てられ飢えていると思っていたが、
スーパーにいる猫は名づけられて、人から名前で呼ばれ、
毎日のように餌をもらっている。
見捨てられてないし飢えてもいない。
猫好きな人たちのアイドルのようだ。
十分に餌をもらっている猫たちにこれ以上与える必要はないのかもしれんと
思うようになった。
見に行くだけでいいかな・・・。