昨日、野良猫の居場所へ行ったら、フクと金ちゃんを可愛がっている年配女性が餌やりをしていた。
いろいろとフクと金ちゃんについて教えてもらった。
キジ白の雌がフク。
茶色の雌が金ちゃん。
2匹は一緒にいることが多い。
年配女性が言うには、2匹は同じ母猫から生まれた1歳違いの姉妹だそうだ。
母猫はフクと同じキジ白。
ある年、フクともう一匹を産み、
翌年、金ちゃんとあと2匹を産んだ。
そして、母猫は避妊手術をされたそうだ。
フクと金ちゃんが仔猫を産んだかどうかは分からないが、
フクと金ちゃんも避妊手術をされた。
少なくとも、母猫から5匹生まれた。残ったフクと金ちゃんは仔猫をもう産まないから、
フクと金ちゃんが死んでしまえば、母猫から受け継がれた命は途絶える。
フクと金ちゃんが姉妹と知って、うれしい気持ちになったが、
先々は寂しいことになるなあと思った。
フクは母猫にそっくりだそうだ。
だから、フクを見ると母猫の姿を想像できる。
フクや金ちゃんが死んでしまうと、子どもの姿から思いを重ねることはできない。
子どもがいないから。
これまでに何回も書いていることだけど・・・
人間だったに、自分の遺伝子を残せないのって、とっても寂しいことでしょう?
人間はペットとして犬や猫を可愛がるけれど、子を残すことは許さない。
もうすぐ生まれる子どもが胎内にいても、人間の都合で殺されてしまう。
人間だったらできないことだ。
猫に関わる人の話を聞くのは楽しいが、矛盾も感じてしまう。