悪夢を見た。
夢の中で殺人事件が起きた。
幼い男の子が父親に殺された。
父親は死体を隠している。
場面が変わり、私は男の子の死体の隣に横になり、死体の冷たさを感じている。
この夢から思い浮かぶのは、私の肝臓の病気。
何かの理由で肝臓の細胞が死んでいる。放置すると、ゆっくりと死に近づく。
肝臓の病気に関係しているかどうかまだ分からないが、自己免疫に問題があるらしい。
自己免疫に関係する病気で思い浮かぶのは、リウマチ。
もしもリウマチになれば、鍵盤の重いピアノは弾けなくなるだろう。
ピアノはおしまいになる。
脂肪肝を患って、死を意識するようになった。大げさだろうか。
脂肪肝が治ってもなお、肝臓に問題が残るという恐れもある。自己免疫に問題があるから。
肝臓に問題が残らなくても、自己免疫の問題は残る。
リウマチにならなくても、年をとれば何かの問題があるだろう。
そして、ピアノが一生の楽しみになると思って練習してきたが、元気なときの期間限定の楽しみなのかもしれないから、私はとても残念に思っているんだろう。
もしかしたら、体の死を恐がるみたいに、「ピアノの死」を恐がっているのかもしれない。