窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

実家へ行った

実家へ行き、両親に会ってきた。変わりなく元気そうだった。

 

母親と生協について話題になった。近所の人から勧められ、利用しようかと思うという話を以前聞いていたので、その後どうなったか気になり聞いてみた。

 

なんだか噛み合わない話になった。

生協の利用について父親が反対しているという。お金の使い方について父親が口を挟んだり不機嫌になったりするという。

 

財布の紐を握っているのは母親なので意外に思ったが、腑に落ちない。

 

さらに話を聞くと、「俺の年金で生活している」と父親が言うというのだが、その言葉が何を意味するか分からなかった。

 

話は生協から離れて、叔母から、父親の年金で生活しているのだから父親を大切にするようにと言われたという話になった。

 

生協の話より、父親のお陰で暮らせているとか、父親を大切にするようにと言われたのが不快だったということが話の主体なのかもしれないと思った。

 

父親がギャンブルをしたせいで、私たち家族は経済的に苦労したのは事実だ。母親は父親を貶し、家庭での居場所を奪うほど喧嘩が絶えなかった。

 

なので、今、父親から「俺の年金で生活している」と言われるのは嫌なのだろう。

 

母親と話していて、気持ちに沿わないけど、私も言った。

 

父親の年金額なら暮らしの心配がないのは事実だし、国民年金で暮らしている人から見たら羨ましいことなんじゃ?

 

生活費が足りなくて1日おきに入浴している人がいたり、足りない分を生活保護で補ってもらっている人もいるよ。

 

父親に感謝すべきとは言わなかったが。

 

母親は、周りの人の生活の苦しさを知らないのかもしれない。

 

そして、父親の年金で暮らせているという事実も認めたくないのかも。

 

癇癪持ちの母親が感情にまかせて酷いことを言ってきたのを知っているから、私は叔母が言ったことの意味は分かる。

 

「あんたは要らない」と散々言ってきたのは母親だ。

 

今さら父親が必要とは言えないかも。

 

過去の過ちについて死ぬまで悪く言いつのるのには、少しも共感できない。

 

母が長生きしたら、私の父親は、死後も悪く言われるのだろう。

 

生協の利用について話したはずだったが、父母の仲の悪さが分かり、残念に思った。