夫には危険な仕事をしてほしくないので心配している。
夫はマンション外壁の改修工事の安全管理をしている。
外壁を洗いダメになったタイルを取り変える工事をするにあたって、エアコンのホースなどを外壁から離して足場の方に出すのだそうだ。
下請け会社の社長が、夫の方でやってほしいと言ったそうだ。
エアコンのホースの始末は請けてないとのこと。
お金を払えばやってもよいと言うが、結局、夫が作業することになった。
60件のエアコンの作業になるそうだ。
作業に慣れた職人が作業するのと違って、初めての作業では言葉で説明できない難しさがあるだろう。
どこまでが夫の仕事で、どこからが下請け会社の仕事なのかはっきりと線引きされていないところがあるようで、
今回は、話を聞いていて、主導権争いを仕掛けられているような、嫌がらせに近いことのように思った。
私は、夫が高所で作業する様子を想像して背筋が寒くなった。
これまでの工事では下請け会社がやっていた作業を、今回はしないというのは、どういうことなんだろう?
打合せしたいことがあって、現場事務所で下請け会社の社長と待ち合わせをしていたとき、待っても来ないので電話したところ、「もう帰りました」と言われたことがあったそうだ。
協力し合わないと良い仕事はできないのに、と夫は言っていた。
相手はちょっとした意地悪なのかもしれない。
でも不思議。意地悪だとしたら、下請け会社の社長は何が得られるのだろう?
現場事務所から夫を外したいのかな?
私が同じことをされたら、気分が沈むだろう。
待ち合わせをすっぽかされたり、忘れられたりする場合、される方に問題はない。
忘れる方の問題だ。
わざとそうするのなら、悪意からの意地悪だ。