ネットで、子どもの借金に親は関与しないほうが良いという記事を読んだ。
安易に助けるのは良くないという記事。
成人した子どもが借金したのなら自己責任とも書かれていた。
すごく厳しい内容。
読んでいて血の気が引いた。
問題を起こした子どもと縁を切るべきとは書かれていなかったが、困っていると分かっているのに助けないのは、薄情だと思う。
あえて助けないことが子どもの自立につながると書かれていたが、本当にそうなのか?
昔、引きこもりの親の会が福岡で立ち上げられると聞いて、話を聞きに行ったことがある。
引きこもっている息子を家から追い出したという体験談を聞いた。ホームレスでも、家に引きこもっているより良いということだった。
違和感とともにその話を記憶している。今だったら、そんな乱暴なことは勧められないと思う。
自立のために家から追い出せば、居場所を失ってしまう。自殺の恐れもあるし。
あえて助けない、追い詰めるという考えは怖いと思う。
お金に困っている人を助ける記事を探しているが、探し方が悪いのか、なかなか出会えない。
夫もauペイを利用することが増えた。
私も通販でクレジット払いをすることが増えた。
今のところ支払いに困ってはいないが、いざ困ったときに自己責任だからと突きなはされたら怖い。
借金をした人が、見放されず生活を立て直す記事を読みたいなあ。
なんか、ちょうど良い内容の記事、ないかなあ。
あえて助けないという荒療治の記事を読んで、引きこもり支援での違和感ある話を思い出し、血の気が引くほど怖くなったのだった。
金の切れ目が縁の切れ目という言葉があるが、親子関係にもその考えを持ち込む人がいるのは分かった。
子どもの借金を親が返す義務はないというのも分かる。
でも、困っているのに関わらないというのは、親子関係というより他人の関係だよね?
一緒に弁護士に相談に行くとかできないのかな?
鳥だって、巣立った子どもに餌を運ぶ。
困らないように助ける。
人間だってそうでしょう?