窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

選ばなかった会社についての話

夫は作年末から転職活動をして、今年の2月に今の会社に入った。

 

いくつか候補の会社があった。

 

その1社について分かったことがある。

 

夫の友人や元上司が教えてくれたことなんだけど、

 

離職率が高いこと。

 

建設した建物にクラックが発生して裁判をかかえていること。

 

これらのことは、ハローワークの情報でも面接でも分からなかった。

 

内定を断ってから、後で知った。

 

結果として、その会社を選ばなくてラッキーだった。

 

テレビニュースでいろいろな会社の不祥事を知ると、名の知れた大きな会社なのに、なぜそんな不祥事が?と驚く。

 

社内にいて内部事情を知っている人が告発し、不祥事が発覚したのかもしれない。

 

そんな会社だと分かっていたら入社しなかったのにと後悔する人はいるだろう。

 

その会社を選ばなくて良かったと思う人もいるだろう。

 

夫が選ばなかった会社については、友人知人という横の繋がりから情報をもらった。

 

時々会って雑談する関係はありがたいものだと思った。

 

業界内の話として有名だったのかもしれないが、離職率の高さや裁判について、夫は全く知らなかった。

 

もし入社していたら、働きにくさや待遇の悪さを我慢して働くことになっていただろう。

 

 

夫が若い頃に働いていた会社は、バブル不景気で解散に至った。が、その前に、違法建築をするという悪事に手を染めていた。

 

悪いことだと分かっているのに会社からの指示に従わなくてはならなかった。

 

会社が解散せず今も残っていたとしたら、夫は会社の悪事の記憶を誰かに話していたかもしれない。

 

実はこんな悪いところがあると。

 

そういう、内部からの暴露を聞くことができる人はほとんどいなくて、入社して初めて知ることになるんだろう。