窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

境界知能

娘から境界知能という言葉を聞いた。

 

境界知能かもしれない、知能検査を受けたい、ネットで検索しても見つからない

 

なぜ知能検査を受けたいのか尋ねたら、生きづらいからとのこと。

 

もしかしたら精神科でテストが受けれるかもと私は言った。

 

境界知能とは?

 

知らなかったので調べてみた。

 

IQ70以下ならば知的障害と認定されるが、IQ80とかだと障害認定されず障害者としてサポートされないそうだ。

 

生活で困難さを感じているのに障害認定されない状態を境界知能と呼んでいる。

 

今まで娘について知能が低いと思ったことはなかった。

 

でも、本人が検査を受けたいのなら受けた方が良いと思った。

 

昔、私が子どもだった頃は、確か毎年学校で知能検査が行われていた。いつから行われなくなった?

 

私は自分の知能を知らないが、検査を受けていたからどこかに記録が残されているのかもしれない。

 

娘が知能検査を受けて、もしも知能が低いと分かったら、生きやすくなるための手立てが見つかるかもしれない。

 

精神科や心療内科が近所にあるのだけど、娘が言うには、7月は予約が埋まっているとのことだ。

 

多分、どこのクリニックでも似たような状況なのではなかろうか。

 

娘は小学校高学年の頃、仲の良かった友だちからいじめを受けた。今、思い出すと、娘のされたことは、友人たちの楽しみのネタにされたようなことだ。

 

娘から好きな男子の名前を聞き出し、偽のラブレターをその男子に渡して反応を見るという遊びをされたことがある。

 

友だちだから話したことなのに、遊びのネタにされてしまった。

 

一緒に遊んでいて、娘が知らないうちにルールを変更して戸惑う娘の様子を笑うという遊びをされたこともあった。

 

いじめた子たちは、いじめたという自覚がなかった。

 

そういう遊びを止めてほしいと言っても、話が通じなかった。

 

私は、いじめた子たちの問題だと思っていたが、そのように扱われた娘についての理解が足りなかったのかもしれない。

 

その子たちから見て、娘は付け入る隙があったということだろうが、親としてもっとしてやれることがあったのに、気づかすにいたのかもしれない。

 

子どもは残酷だから、自分より劣ると思った子どもをオモチャにして遊ぶこともあるだろう。