帰宅した夫と散歩した。
いつものように図書館の近くを通った。すると、いつものように自転車置場に野良猫がいた。
餌を与えたが、いつもと違って臭いをかいだだけで少しも食べなかった。
いつもなら完食するのに。
期待する餌と違っていたようだ。
何か美味しいものを食べたんだろう。
餌を与える人が多いんだろう。
私は野良猫が食べなかった餌を片付けた。
食べ物を無駄にしてしまった。
野良猫が美食化すると、餌を与えるのが難しくなる。
小さなパウチだけど、1つ64円。それが丸ごと無駄になるのは嫌だ。
飼い猫だったら、飼い主は猫が食べる餌を見つけようと一生懸命になるだろう。
今まで出会った野良猫に、美食な猫がいた。そいつは茹でたササミが好きだった。
長年餌やりをしていた人が与えていた。
口が肥えた野良猫は美味しいものを食べたがる。