窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

近隣トラブルの記事を読んで

病院の待ち時間にネット記事を読んだ。

 

浅田美代子さんが住むマンションで起きた近隣トラブルについての記事。

 

浅田さんは総個数7戸の小規模な低層マンションに住んでいる。

 

1戸に1台の駐車場があり、居住者が車を手放したことで1台分の駐車場が空いたことで、2013年の3月に浅田さんは2台目の駐車権を得た。

 

その後、住民の入れ替わりがあったようだ。

 

2021年の夏、このマンションに住む中国出身の男性が駐車場の賃貸契約が結べないことに対して、自分にも駐車場を借りる権利があるはずだと主張した。

 

マンションの駐車場は空きがなく、2台分の駐車権を持つ浅田さんが、「芸能人だから優遇されているのではないか」と男性は主張した。

 

管理組合は男性の言い分を受け入れなかった。

 

男性は、言葉が通じない中国人への差別だと感じ、抗議デモのつもりで駐車場の入り口と通路に停車し、居住者の利用を妨害した。

 

管理組合はレッカー車で男性の車を強制撤去し、警察も呼ぶ事態になった。

 

他にも、エレベーターに白い粘着性の液体が散布されたり、管理室のドアの鍵穴に接着剤が差し込まれる嫌がらせがあり、男性の部屋から大音量の音楽が流されるという騒音問題も発生した。

 

管理組合は防犯カメラを設置し、嫌がらせが男性によるものと突き止め、男性に防犯カメラの設置に関係する金額を請求した。

 

その裁判の判決が出て、管理組合が勝訴したが、男性は控訴した。

 

男性は既にマンションから転居しているが、問題は解決したとは言えないようだ。

 

記事を読んで、どこででも起こりそうなトラブルだと思った。

 

私が住む団地では、駐車場を複数契約するお宅がある。車を持たない人がいるから、駐車場に余裕があり複数契約できる状態だが、全ての入居者が複数契約できる状態ではない。

 

なので、新たな入居者が駐車場を利用できない事態は起こり得る。

 

居住者が日本人であるとは限らず、言葉の壁の問題はある。

 

外国人居住者の中で、全く日本語が分からない人はいる。同居する子どもが学校で日本語をマスターし、日本語を理解できない両親に通訳している。

 

日本語を話せる外国人居住者もいるが、日本の生活習慣を理解しているかどうかは分からない。

 

言葉は通じていても、ものの考え方は違うように思う。

 

日本人同士であっても、古くからの居住者と新しい居住者との間には壁がある。

 

小さなことでトラブルが起きている。