窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

まるで、初めてのお使い

8月のある暑い朝、テーブルにポンと置かれていた物を見て驚いた。

 

夫の財布。

 

早朝出勤した夫を見送っていなかった。もう着いたか?

 

夫に電話すると、会話から夫は忘れ物に気づいていないと分かった。

 

取りに帰ろうかなと夫は言ったが、有料駐車場から出るときにお金が必要なのにそのお金がないと気づいた。

 

誰かに借りようかと夫は考えた。

 

私が財布を届けたら良いのではないかと申し出た。

 

いつもの普段着のまま軽く化粧をして、夫の財布をバッグに入れてJR二日市駅へ向かった。

 

汗だく。

 

待ち時間がほとんどなく博多行き普通に乗ることができた。

 

夫の仕事場が博多駅の近くだったから、博多駅で待ち合わせることにした。

 

ラインで到着時刻を伝えた。

 

電車はなかなかに混んでいた。座席に座れない。隣に立っている人の息がかかりそう。

 

マスクをしておけば良かったと後悔した。

 

通勤通学の時間帯ではないのに、なかなかの混雑だった。

 

しかし、思っていたより早く博多駅に到着。夫が待っているであろう中央改札口へ向かった。

 

Icカードでなく切符を買って乗車した私。

いつも利用する西鉄電車の改札と違って、どこに切符を入れるか見つけられずに戸惑った。

 

Icカード専用の改札ばかりがならんでいたから。端の改札で切符を入れられると分かり、やっと通過。

 

改札前で待っていた夫に財布を渡した。

 

俺が取りに帰るより早かった、ありがとうと言われた。

 

任務を終え帰るのだが、在来線の切符売場が分からなくて、夫と駅構内をうろうろ。

 

やたらと新幹線の案内が目立ち、在来線が分からなかったが、人が並ぶ切符の販売機を見つけそこへ行くことができた。

 

切符を買って夫と分かれた。

 

急いで在来線のホームへ向かった。待ち時間はあまりなかった。久留米行きに乗って帰った。

 

帰宅すると、時刻は10時過ぎだった。

 

とにかく、財布を届けることができてホッとした。

 

確かに、車で博多駅へ行くより早かった。

 

私が車を運転していたら、車で向かっただろう。車なしでも良い場合があるようだ。

 

もうちょっとJRについて知っていたら、もっとスムーズだったろう。icカードも必要かな。

 

西鉄電車ばかり利用していてJRを利用せず、知らないことが多く、少し心細かった。