1.2は5000円以上したが、4は3200円の定価で買えた。
最終の4まで読む人は少ないのかもしれない。
源氏物語を読んできて、最愛の人と死別して、その人とそっくりな人や面影を見いだせる人に恋するパターンが多いと分かった。
紫の上は藤壺の姪。似ている。
4でも、そっくりさんが登場する。薫はハチノミヤの娘・アゲマキに恋するがアゲマキは亡くなる。
後にアゲマキの母親違いの妹ウキフネと出会う。ウキフネはアゲマキにそっくり。
現実には、そうそう似た人に出会えないから、そっくりさんに恋するパターンにあまり共感できないが話としては面白い。
女性は受け身で、光源氏の面影を求めて恋する話はない。
そこが不思議。能動的に恋の相手を求めるのは男だけ。