夫から聞いた話。
東京に住んでいる夫の友達が久しぶりに福岡へ来たので、集まって食事をした。
その時、娘さんを自殺で亡くした友達も来ていて、遺族の様子について話を聞いたそうだ。
子どもが4人いるから、夜遅くなる仕事は引き受けていないそうだが、旦那さんは少年野球の監督をしているそうで、土日は野球関係で外出するそうだ。
子どもを連れて野球の練習や試合などに行くのかもしれない。
その話を聞いて、私は無性に腹が立った。
33歳で亡くなったAちゃんは、産後うつだったそうだが、子育てや家事の他に夫の野球指導をも支えていたということになる。
うつ病なのに、家庭のこと以外に地域にも尽くしていたのか?
なぜそんな大きな負担を負わなくてはならなかった?
夫は、腹を立てている私を見て、他所の家のよく分からないことで腹を立ててもしょうがないと、半ば呆れていた。
うつ病なのに、元気な人がしたがらないことまで引き受けていたのが、痛ましくて腹が立った。
でも、そんな私は夫から見れば、馬鹿げているように見えるようだ。
「私だったら」と自分の身に置き換えて考えるのが馬鹿馬鹿しく見えるらしい。
私はいつも、夫の話だって、自分の経験に近いものを探しながら、「自分だったらどうか」と考えながら聞いている。
少年野球に貢献するのも大事だけど、その前に家庭が大事でしょう?
うつ病がどういうものか知らなかったの?