義父は自営業を廃業する決意がなく、利益を得るあてのないまま仕事をしようとしている。
お客様は高齢になり、亡くなったり老人ホームに入ったりしていて、仕事をくださる人はいなくなっている。新規のお客様はいない。開店休業状態で、経費はかかる。
弟の障害年金まで使ってしまいお金がなくなっている。夫は数回お金を貸した。家と土地を売ることにしてはと提案し、それならばとお金を貸したのだけど、義父は後になって心変わりし、家と土地を売ることについて話すと口論になった。
そんなことがあり、義父にお金を貸したとしても義父は生活を変えるつもりはないと私ら夫婦は判断し、お金を貸さないことにした。
これは夫婦で決めたことだと思っていたら、家でお酒を飲んだ夫が、今日、うちが実家を買うのはどう?と言った。
夫が義父の家と土地を買えば、義父は借金返済に追われず生活が安定するのではないかということらしい。
こういうことをお酒を飲んだ状態で話すのは間違っていると思うけど、私は腹が立って夫に言った。
それって、お義父さんの借金を肩代わりすることになるよね?お金を貸さないという話を反古にするの?お義父さんが生活を変えないと無意味なのでは?結局、私たちがローンをかかえて返済するだけだよね?お義父さんが事業をたたむのが先でしょ?
私は次々と疑問を持ち、夫に問いかけた。
すると、お前は詰めるような言い方をして圧をかける・・と夫は言い不機嫌になった。
へぇ?私が悪い?
お金を貸さないやり方で義父を助けるという方針が、私には大切だったけど、夫にとってどうでも良いことのよう。
義父を助けるために借金するなんて嫌だ。
ああああ~と叫びたいくらいに嫌。
夫は、御前に言ったのが間違いだったと一言って、さっさと寝た。