窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

弟の施設入所

夫の弟は自閉症と知的障害があり、この10年ほどは通所施設で軽作業をしていた。施設ではレクレーションやスポーツ大会などの行事があり楽しんで通所していた。

 

軽作業で得られるお金はわずかなものだったが、楽しく過ごせていたのは良かったと思う。

 

弟と同居する義父は体力的な問題もあったからか、施設入所を急いだ。夫も施設選びに関わりたかったが、お金を貸さなかったことに腹を立てた義父から関わりを断たれ、夫が納得できるような施設選びができなかった。

 

入所にあたって多少のお金が必要で、夫がお金を準備した。本来なら、弟の障害年金があったのだけど、義父が使ってしまい、蓄えがない。入所に必要なお金もなかった。

 

弟は自分の知らないうちに施設入所が決まり、弟にとっては突然の入所。

 

こういう送り出しで良いのかと、夫は弟が可哀想で仕方がないようだ。

 

私は冷淡なのかもしれない。可哀想というより、安心した。ちゃんと御飯を食べているかという心配がなくなった。それに、弟の障害年金が義父に使われてしまう心配もなくなった。弟がイライラして義父を傷つけてしまう心配もない。

弟はイライラすると、近隣の人の名前を出して「○○死ね」と叫んだり、窓ガラスをバンバンたたくような迷惑行為をすることがあり、近隣住民から警察を呼ばれることが度々あった。弟を支えるのは大変なことだったから、施設入所は悪いことではないと思う。可哀想というより安心と思う自分は薄情なのか。

 

心配なのは、弟が帰って来れる実家を維持できるかということ。