夫の弟は知的障害があり施設に入所した。入所の際、弟の名義で新規で通帳をつくり、障害年金の振込先にした。この手続きを施設がしてくれ助かったと思った。通帳と印鑑を夫が受け取った。月々の施設使用料は通帳から引き落とされ、その金額は障害年金より少ないので、通帳の残高は少しずつ増えた。
さらに、保険の解約金50万円が入り、安心できる額になってきた。
また、入所時に消耗品等を買うために現金10万円を預けた。毎月、何にいくら使い残金がいくらあるか書面で報告を受けていた。
こちらは、少しずつ減っていき残金が2万円くらいになった。
お金を補充するため、夫はATMで弟の通帳からお金を引き出そうとしたが操作不能だった。通帳をよく見ると「カードのみ」という記載があった。ATMでの引き出しはカードのみ。印鑑を押して窓口でお金を下ろした。
施設にお金を持っていき、「カードはそちらにありますか?」と尋ねると、カードと暗証番号が載った書類を渡された。
こちらから言わなければガードと暗証番号の書類は施設が持ったままだったろう。
悪い方に考えると、弟のお金を施設が使える状態だったと言える。通帳をチェックして不審なお金の動きはなかったと分かっているが、夫と私がうっかりしていたり、認知症などで管理できなくなったり、また死んだりしたら、弟のお金が施設に使われたとしても気づくことができないし、施設ではなく悪意ある誰かが懐に入れたとしても気づけない。
今回、カードを返してもらえて安心したが、腑に落ちない。
なぜ施設は弟のカードと暗証番号の書面を持ったままにしていたのか?