夫が仕事でかかわっているマンションリフォームで、隣人からクレームが入ったそうだ。
うるさくて眠れない。こんなにうるさくなるなら家賃を安くしてもらいたい。
30分ほど仕事を中断し、音の出にくい仕事から再開したそうだ。
会社や不動産会社に夫が報告したところ、あの人はクレーマーですよとのこと。
そのマンションでの工事では、その人がクレームを入れることが多いそうだ。
騒音に対して一言言いたくなるのは、どういう気持ちからだろう?
工事について予め知らされていたら、音の理由が分かって心配はないはず。
うるさいと言ったとしても、音がなくなりはしないが、工事が終われば騒音はなくなる。
リフォーム工事に対して苦情を言うのは、ちょっと違う気がする。
事前にお知らせの挨拶に行く際、お菓子を持って行くそうだが、「この中にお金が入ってる?」と暗に金銭要求を匂わせる住人もいるそうだ。
嫌らしいことを言う人がいるのだなと、夫の話で分かった。
ってことは、中古マンションを買ってリフォームして住むとしたら、工事について業者に任せるだけにしないで、住む人も挨拶回りをしておいた方が良いのかもしれない。
賃貸マンションだとしても、引っ越しの挨拶は必要だろう。
入居前に騒音の出る工事があるはずだから。
クレーマーと言われた人がどんな人なのか分からないけど、工事の音が不快なのは間違いない。
工事の音と言えば、思い出すのは道路の夜間工事。
アスファルトを剥がす音が鳴り響き、睡眠に影響したことがある。
うるさくて眠れないと工事する人に苦情を言う人がいたが、工事は中断されることなく続いた。
事前の挨拶もなかった。
工事が終わるまで我慢したのだった。
工事には終わりがあるから我慢できる。
我慢できないのは、終わりのない騒音だろう。
毎日続く終わりのない騒音は、意外と多いのかもしれない。
夫は新たな職について、1000円程度の焼き菓子を準備したり、挨拶回りをしたりしている。
お店には、ちょうど良い菓子の詰め合わせがあるそうだ。
工事関係者が買いに行くんだろう。
会社の近くには美味しいバームクーヘンの店があり、やはり挨拶の手土産を買っているそうだ。
美味しいお菓子は、少しは騒音の不快さを和らげるのかも。