窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

源氏物語 ウェーリー版

Eテレの「100で名著」のテキストを読んで、源氏物語ウェーリー版が読みたくなった。

 

1925~33年、アーサー・ウェイリー源氏物語を英訳。源氏物語は日本人が現代語訳で読めるようになった同時期にイギリスでも読まれるようになった。

 

そして、英訳されたものを日本語に訳したものが番組で紹介されていた。

 

古文を現代語訳したものより読みやすいそうだ。

 

若い頃に源氏物語を読みたいと思ったことがあるけど、挫折。

 

現代語訳でも挫折。

 

美術館で絵巻を見ても、これは何の場面?と理解できなかった。

 

それに、光源氏が亡くなって息子の代まで書かれていることの意味も分からなかった。

主人公が死んだら終わりだと思っていたから。

 

独身の若い頃と違い今の自分は、子どもの人生が幸せであってほしいと願うようになり、死後の話があることに興味が湧く。

 

それに、光源氏が衰えていく様子にも興味がある。若い頃のような恋愛は続くはずがない。

 

衰えがどのように描かれるのか?

 

興味を満たすには源氏物語を最後まで読まねば。

 

ウェイリー版なら読みやすいそうだから、是非とも読みたい。

 

本を買ってみようとネットで見てみたら、ビックリするほど高い。電子書籍が3000円を越えていて、紙の本だと5000円を越えている。そして、4刊で完結。

 

高い買い物になる。

 

買う前に本屋で現物を見ておこうと外出のついでに書店に寄ろうとしたら、書店は無くなりカフェになっていた。

 

いつの間に書店は閉店に?

 

馴染みの場所が減ったことにがっかりした。

 

別の書店へ行く気力がなくなり帰宅した。

 

本のページをめくってみたかったのに。

 

仕方なく、アマゾンで1刊目を注文した。

 

5500円。電子書籍は目が疲れるから紙の本にした。