窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

忘れることで何を守ってるの?

心愛ちゃんの虐待死についてのニュースを見て、

 

かなり辛い気持ちになった。

 

 

心愛ちゃんがおもらしをしたからしつけの為にやった・・に違和感があった。

 

そもそも、父親が心愛ちゃんをトイレに行かせなかったから、

 

心愛ちゃんはおもらしをしたのだとニュースの断片的な内容から想像し、

 

暴力以外に、排泄の制限という虐待もあったんだと納得した。

 

心愛ちゃんがトイレに行かせてもらえずにおもらしをし、

 

おもらしを理由にさらなる虐待を受けたのだ。

 

 

心愛ちゃんが成長して、ちゃんとトイレで排泄できるようになったのに、

 

父親は、それを逆手に取って、トイレに行きたくなった心愛ちゃんをトイレに行かせずに苦しめた。

 

そんな酷いことをしているのに、

 

父親は、自分がしたかどうか記憶してないらしい。

 

都合よく、記憶を消去している。

 

 

悪事をはたらいて、都合よく忘れてしまう人を

 

知っている。

 

心愛ちゃんを虐待した父親だけでなく、

 

悪事をはたらいた自分についての記憶をなくしてしまう人が、

 

結構たくさんいる。

 

 

なぜ、人は都合の悪い事実について忘れてしまうんだろう。

 

忘れたことを忘れて、

 

「知らない」と言う。

 

その人にとつて都合の悪い事実を、結局、被害者が引き受けるしかなくなり、

 

最悪、被害者は死んでしまうんだ。