今日はピアノの発表会だった。大人の参加者は私だけ。
小学生の後に弾いた。
子どもたちがさっさと演奏を済ませていき、あっという間に私の番。
去年の発表会では手がブルブル震えてまともな演奏にならなかった。今回はどうなるか。
残念なことにピアノを弾こうと鍵盤に手を乗せるとブルブル震えて制御不能になった。
出だしがダメ。
どうしよう弾けない。困っていると先生が側に来てくださった。
レッスンのときのように声をかけてくれた。
震えながらも、私の「空気の精」はスタート。なんとか終わりまで弾くことができた。
練習の成果だろうか、手が自動的に動いた。ちゃんと音楽になっていたかは不明。情けないこと限りなし。
でも帰りに嬉しいことがあった。レッスン生の保護者であろう男性から話しかけられた。
緊張されてたみたいだけどステキでしたよ。
私の「空気の精」は誉められた。
わざわざ声をかけてもらえるなんて初めての経験だった。