去年10月、佐賀市で署名偽造のアルバイトをしたという男性の話をニュースで見た。
自給950円で愛知県民の住所氏名を書き写す作業をしたそうだ。
やばい仕事だと思ったそうだ。
私だったらどうするだろう・・・。
やばい仕事だと気づいたら仕事を中断して帰宅するかなぁ・・・。
署名偽造という犯罪を引き受ける人材派遣会社があると知り、ショックだ。
愛知県知事を辞めさせたい人はお金で署名を買うのだろう。
高須クリニックの院長が署名を集めていたと記憶している。
高須さんが署名を買ったのかな?
お金があれば、何でも望みは叶えられるのだろうか?
高須さんは潔白だと主張しているが、
「あいちトリエンナーレ」を主催した愛知県が許せないのだとしたら、
知事を辞めさせようとするより、自分の考えを広く伝えれば良いのではないかと思った。
それにしても、佐賀市でアルバイトが集められて偽の署名を作らされるなんて、
集まったアルバイトたちが気の毒だ。
口止めされていたなら、精神的な苦痛が大きいはずだ。
佐賀市や佐賀市近辺に住む人たちを道具のように使ったのは許せない。
高須さんも河村名古屋市長も、偽造に関わっていないと言っていたが、
偽造された署名を提出しているのだから関わりはある。
不正をしてないそうだが、提出された署名は偽造されたものだった。
誰が偽造させたか分からない署名を、「本物だ」と思って提出したと言う?
実際に署名をもらうのは大変なことだ。
活動について話し、署名してもらえませんかとお願いしなくてはならない。
賛同を得られないと署名してもらえないだけでなく、
話さえ聞いてもらえないこともある。
署名を集めるのは根気の要る大変なことだ。
だから署名に価値がある。
偽造も当たり前になれば、署名の値打ちが下がってしまう。