日田市の橋が水害で崩落しそうだというニュースを見た。
どこだろう?
三郎丸橋と言われていた。
場所が分からないのでネットで検索した。
大変なことが起きている気がした。
福岡県朝倉市から筑後川沿いに通っている国道386号線にかかる橋だと分かった。
朝倉市から日田市へ行く道路が通れなくなっているなら、どんな迂回路になっているか知りたくなった。
ニュースで取り上げてくれないかなあ。
とても気になる。
日田市は大分県だが、福岡県と隣接していて、日田市から大分県県庁に行くより福岡県庁へ行く方が近い。
日田から福岡県内に通勤する人は多い。福岡県の朝倉やうきはから日田に通勤する人も多い。
買い物だってそう。
日田街道といって、昔から日田とつながる道路がある。その1つが386号線。
386号線は日田から福岡方面へつながる。
386号線が沿っている筑後川は、昔は水路として使われていて、日田から長崎へ行くときのルートだった。
だから、386号線にかかる橋がダメになったと聞いて、すごいダメージだと思った。
昔からある重要な道路がダメになったという感じだ。
人の体に例えると、大動脈が詰まったような感じ。
迂回路がどうなるか気になる。
すぐに仮の橋がかけられるのだろうか?
迂回ルートを検索したら、夜明の近くで筑後川にかかる橋をわたって210号線を通ると分かった。
私がうきは市に住んでいた頃、210号線を通って夜明で橋をわたり、386号線を通って日田へ行ったのを思い出した。
そうなんだ。私が利用していたルートがダメになったんだね。
筑紫野市に引っ越してから日田へ行くことはなくなったが、気持ちの中にうきは市で生活していた頃の感覚が残っていて、その感覚で、大変だと思ったようだ。
この思いは郷土愛からくるものなのかも。
うきはに見切りをつけて引っ越したが、郷土愛はあるようだ。
うきは市に住んでいたら、農林業や公務員なら地元で働けるが、そうでなければ、久留米市・福岡市やその近郊・日田市で働くしかなかった。
うきは市に住みながら地域に貢献する人から見れば、郷土を捨てたと思われるかもしれないが、私には住み難かった。
特に、車を運転しなくなってから、うきは市に住む理由がなくなった。
よくタクシーを利用したが、車の運転をしないことを不審がられた。
健康で薬の影響がなければ運転するのにと悔しく思ったのを思い出す。
それでも、やはり、橋がダメになったのを心配するくらいの郷土愛はあるのだな。