窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

クレームの話

夫から聞いた話

 

3年前にクローゼットの工事をしたお宅からクレームが入った。

 

壁がベタベタしていて、収納していたブランド服が汚れてしまった。服の弁償をしてほしいというクレーム。

 

 

汚れた服の現物はなく、写真もない。しかし、確かに壁がベタベタする。

 

壁のベタつきを修繕してほしいのではなく、服の弁償をしてほしいという話を聞いて、私は、

「汚したのはその人なのでは?」と言った。

 

壁の問題と服の問題は別物だと思った。

 

3年も壁のベタつきを放置したのも変だと思った。

 

賃貸物件なので、修繕すれば済むことなのでは?入居者が修繕費を払うかどうかは分からないけど。

 

ブランド服は20万円くらいしたそうだ。

 

そんな高価なものを汚れそうな所に置くだろうか?

 

やはり服を汚したのはその人なのでは?

 

その人は洋服代を請求したいそうで、工事をした夫の勤め先にクレームを入れ、話がまとまらないのらば工事を依頼したマンションの持ち主に請求するつもりなんだそうだ。

 

ややこしいなと思った。

 

汚れたブランド服を見せてもらえないのに、服を弁償してくれと言われている。

 

夫から

クレームについての話を聞くと、人間の嫌な部分を聞かされているような気がする。

 

不都合なことが起きたら、自分のしたことの結果だと考えないで他所に悪者を設定する。すると、誰かが犯人と言われる。

 

服が汚れたのが本当だとして、汚した犯人は3年前に工事をした会社なの?

 

汚したのはあなたなのでは?

 

面倒なクレームから逃れるには、言われるままにお金を払えば良いのかもしれないけど、お金を払えば、その人に騙し取られるのに等しい気がする。

 

壁がベタベタするならば、なぜ工事直後にクレームを言わないのだろう?

 

工事をしたら検査があるはず。

 

検査結果がokなのに、壁がベタついたりするか?