太宰府市の通古賀(とおりこが)近辺を散歩した。
去年の新春番組(ブラタモリ・家族に乾杯)で紹介されていた大宰府政庁から碁盤の目のように作られた古い道も歩いてみた。
古い道には、太宰府市が説明をつけてくれている。
バンバン車が通る道と古い道は直角でなく鋭角に交わっていて、古くから建っている家は、
車道に沿わず古い道に沿っている。なので、車道から見れば家が横を向いて建っている。
古い道は車がすれ違えないくらいの幅しかないが、
渋滞を逃れようとする車が結構な速さで走り抜けていく。
通古賀を流れる川沿いを歩くと、野鳥を見ることができた。
空に大きな円を描くように猛禽類が一羽飛んでいた。
鷺田川(さぎたがわ)は大雨で流されてきた砂で浅くなっていた。
水の表面の波立が網目状に連なっているのを、川に差し込んで光る日光が映し出していた。
川が浅いから水の影を見ることができるのだなあと思った。
流れの中に、あごひげのような毛を垂らしている大きな鳥が立っていた。
首は白く羽は青黒い。
じっと流れを見ている鳥。たぶんアオサギという名だろう。
一直線ではなく、一定のリズムで跳ね上がるように飛ぶ鳥がいた。
たぶん、セキレイ。
川の近くの公園で、お腹が茶色い小鳥を見た。
ヤマガラかなあ?
メジロ・スズメもいた。
鳥の名前を知っていたら、もっと見つけた鳥について書けるのになあ・・・。
まあいいか。
今日は野鳥を見つけて、春が近づいているなあと思った。
いや、まてよ。
野鳥は冬にも居るのだから、
野鳥=温かい春とイメージするのは間違いだろう。
私らが散歩をして楽しんでいることが「春」「温かさ」に関係している。
鳥は、
「人間が歩いている。温かくなってきたのだなあ」
と言ってるかもしれん。