昨夜、フクと金ちゃんがいる野良猫の居場所へ行った。
私がおやつ程度の少量の餌を2匹に与えていると、白い体にフード付きの黒い雨合羽を着たような模様の猫がやってきた。
その猫の顔は小さく体の線も細かったから、大人になる途中の若い猫だと思った。
餌を欲しそうにその猫は近づいてきたが、私が動くとサッと逃げて行った。
が、餌を食べ終えて数メートル移動した金ちゃんに近づき、
シャーと声を出して金ちゃんを威嚇した。
金ちゃんは身を縮めていた。
小さな猫に威嚇にひるんでいるように見えた。
他所から縄張りに入り込む猫は、フクや金ちゃんにとって代わろうとしているのかもしれない。
猫社会には、年長者を敬うというルールはなく、
強いものが弱いものを追い出しても構わないというルールがあるみたいだ。