夫から、春日市の建設現場で事故があったと聞いた。社長から、気をつけるようにとの達しがあったそうだ。
夫からニュース記事を送ってもらって読んだ。
春日市の県営住宅の工事現場で10メートルの足場から31歳の男性作業員が転落死した。
詳しい状況は書かれていなかった。
恐ろしい事故だと思った。
夫が行く工事現場でも足場を組んだ作業があるそうだが、足場から足場に掛けられる階段がなく、そして手すりもなく、「危ないのではないですか」と現場作業を引き受けている会社の人に夫が言ったそうだ。
しかし、その人は作業員に、「これくらいやれるよな」と言い、夫の発言は無視されたそうだ。
夫はヒヤヒヤしているが、危ない状況が現場では当たり前になっているということ。
社長から気をつけるようにと言われたわけだが、春日市で起きたような事故が目の前で起きてもおかしくない状況。
春日市の死亡事故については、テレビニュースでは見ていない。取り上げられていたかもしれないが、扱いは小さいのだろう。
夫の話では、足場を組んだところでの作業をしているのは、ベトナムからの実習生と指導する日本人だそうだ。
若い人たちだ。
ならば、現場作業の事故で怪我したり亡くなったりするのは、若い日本人作業員や外国人実習生なのだろう。
「危ないのでは」と言った夫、「それくらいやれるよな」と言った人は、作業しないから怪我したりしないだろう。
でも、責任は問われるだろう。
転落事故で思い出すのは、昔、小学校で働いていたときに起きた転落事故だ。
職員室にいたら、ドンと鈍い音がした。
鬼ごっこをしていて、鬼から逃げようとして身を乗り出したと聞いた。
骨折ですんだが、頭を打っていたら死亡事故になっていただろう。
今でも、あの鈍い音を思い出す。
春日市の事故ことを聞いて、若い男性が地面にたたきつけられるイメージが湧く。
ヘルメットはかぶっていたのだろうか?
安全帯はつけていたのだろうか?
どんな足場だったのだろう?
外国人実習生だったのか?
なぜ転落したのか?
事故になる前に、ヒヤリとすることはなかったのか?
いろいろと疑問に思うから、ニュースに気をつけておきたい。
ネットで検索したところ、事故現場は春日市弥生の竹ノ本団地のようだ。
工事した建設会社は分からないが、
2020年には柿本建設の下請けでナガハマ建装が工事をしたというページがあった。