窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

フェレットに噛まれて蜂窩織炎になった警察官が亡くなったというニュースを見て思ったこと

昨日、ローカルニュースで、

 

フェレット捕獲中に噛まれた大分県警の警察官が感染症治療を続け、

 

17年後死亡したと知った。

 

別のニュースで、その感染症蜂窩織炎(ほうかしきえん)だったと知った。

 

 

 

私自身、蜂窩織炎に似た丹毒という感染症にかかって苦しんだことがある。

 

丹毒という病名が分かる前、高熱が下がらず家で寝ているとき、私を心配した子どもがネットで検索して見つけたのが「蜂窩織炎」という病名だった。

 

丹毒も蜂窩織炎も、皮膚が赤く腫れあがって高熱が続き、死に至る場合もあるという。

 

再発を繰り返す場合もあるそうだ。

 

 

私の場合、当時、病気のきっかけに心当たりがなかった。高熱が下がらず、やっとの思いで近くの内科へ行った。顔の半分が大きく腫れていたのだが、診てくれた医師が診断を下せず、血液検査の結果、白血球の数値が高いことから「感染症でしょう」ととりあえず抗生剤を処方してくれ、熱が下がり始めた。

 

病名を知りたくて、いくつかの病院へ行った。夫に連れて行ってもらった。

 

顔だけでなく耳も腫れたので耳鼻科へ行き、耳を診てもらい、

 

次に皮膚科へ行った。

 

皮膚科で「丹毒」と言われた。

 

内科でもらったとりあえずの抗生剤は正解だったようで、皮膚科で塗り薬を処方してもらった。

 

私は一ヶ月ほどで回復した。

 

後から落ち着いて感染のきっかけについて考えると、土いじりが怪しいと思い当たった。

 

免疫が低下していると土さえ体に悪さをすると思った。

 

 

亡くなった大分県警の警察官の場合、家から逃げ出したペットのフェレット

 

業務として捕獲していて噛まれた。20代の若さで蜂窩織炎を患い、旧職と復職を繰り返したそうだ。

 

フェレットといえば、かわいい姿が思い浮かぶが、イタチ科だそうだから、

 

多分、肉食で鋭い歯を持っているのだろう。

 

噛まれたら怪我をするだけでなく、感染症の恐れもあるのだなあ。

 

死に至る場合もある。

 

フェレットに噛まれて死ぬなんてことがあるのかと疑問に思うというネットの書き込みがあったが、丹毒での苦しみを思い出して、

 

きっと蜂窩織炎の再発で亡くなったのだなあと私は合点した。

 

亡くなった警察官は高熱にうなされて苦しんだだろう。

 

再発を繰り返すと病原菌に耐性ができて治りにくくなるのだろう。