三浦春馬さんが浪費家を演じていた。
昼食に弁当を3つ、飲物も3種類買ったり、
バーベキューのために高い皿を買って使い捨てしたり、
気に入った服の色違いも買ったりと、
その時に欲しいと思ったものを欲しいままに買う様子をドラマで見て、
これまで見たことのない人物像だと思った。
考えないで買い物をする様子は笑えないが、
お金について細やかに考える人物との対比は面白くて笑った。
三浦春馬さんが気分が沈みこんでいたのに、
気分を無理に上げて演じていたのだなあと思うと
笑いながらも辛く感じられた。
芸能ニュースで、自殺に至る経緯は報じられてなくて、
自殺は本人だけの問題だと扱われているように感じられる。
それがモヤモヤする。
遺作のドラマを見て、モヤモヤは深まった。
私の楽しみ・娯楽が誰かの苦しみ・犠牲の結果もたらされているという
罪悪感を感じる。