窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

コロナ関連のニュースを見て

コロナ対応している病院に弁当を作って届けている料理人がテレビで紹介されていた。

 

病院のスタッフは外食を控えているので、

 

料理人が作った弁当を食べて、外食をしたような喜びを得ているそうだ。

 

本業が大変だろうに、ボランティア活動もしているなんてスゴイ人だなあ。

 

損得に関係なく行動できる人はスゴイと思った。

 

 

けれども、多くの人が損得で動いているのかもしれない。

 

ニュースで見たことなんだけど・・・

 

都立病院をコロナ専門病院にするために、患者さんたちに転院を求めているというニュースの中で、出産間近の女性が転院先が見つかるかどうか不安だと言っていた。

 

私はこれを見て、「すぐに病院は見つかるんじゃないかな」と楽観的な感想を持った。

 

もしかして、都立病院の方が民間病院より出産費用が安い?

 

 

コロナが治ってリハビリする人の転院先が見つからず、都立病院のベッドが空かないというニュースもあった。

 

ある程度回復していても、コロナがうつるんじゃないかと警戒されているんだそうだ。

 

コロナに関わらないようにして病院の経営を守っているのだなあ・・・。

 

助けを求める患者を拒否したら「安全」が得られるのかな?

 

コロナのリハビリ患者を受け入れない病院のスタッフや経営者が、もしもコロナ感染したとしたら、

 

どこで治療を受け、どこでリハビリするんだろう?

 

コロナ患者を汚物のように思う人がコロナ感染したら、

 

自分が汚物であると受け入れられず、コロナ感染を隠すのだろうか?

 

自分の職業や所属を隠して都立病院で治療・リハビリを受けるんだろうか?

 

転院を求められたら、自分の所属する病院から拒否されるんだろう。

 

コロナ患者を受け入れたら損するという理由で受け入れを拒否されるんだろう。

 

多くの人が損得勘定で行動していたら、コロナに感染した人は行き場を失い、最悪で死んでしまう。

 

この世の中は、「鬼滅の刃」のようにならないなあ。

 

コロナ患者や関わる人は、ばい菌扱い・汚物扱いされて避けられる。同じ人間なのにね。

 

鬼滅の刃」の世界観では、鬼滅隊員は損得勘定を抜きにして鬼と戦う。

 

現実の世の中では、多くの人は損得勘定で動いてコロナ患者は行き場を失う。

 

治療さえ受けられずに亡くなってしまう人がいる。

 

 

大変な禍の中にいる今、少しずつでも他人を思いやって良い循環が生まれますように・・・。

 

私にボランティア活動は無理だけど、良い世の中になれば良いなと願うことはできる。

 

少しぐらいなら募金もできる。

 

どうか良い循環が生まれますように。