ペット禁止の賃貸に住んでいるから猫は飼えない。
野良猫を見て楽しんでいる。
もっと楽しむために本を買った。
それは、「ネコもよう図鑑」。
毛色や模様の遺伝について解説されている本だ。
よく読みこんで楽しみたい。
この本で興味深かったのは、真っ白い白猫はWW・Wwの遺伝子を持っていて、
遺伝子の働きによって毛が真っ白になるだけでなく、
内耳の聴細胞を不全にし、どちらかの耳が聴こえない場合が多いということ。
私はまだ白猫を見たことがない。
その理由が分かったような気がした。
白猫は目立つから鳥に狙われやすいし、オッドアイなどが珍しいから人間が連れ帰ってしまったりして、
野良猫として暮らしている数は少ないんだろう。
左右の目の色が違うのも、片方の耳が聴覚不全であることと関係があると書かれていた。
珍しくて美しいけど、自然の中で生き残るのが難しいんだね。
それでも白猫がいるのは、人間がペットとして大事に育ててきたからなんだろう。
白猫、見てみたいものだなあと思った。
この本によると、少しでも「色」のある毛があれば
白猫と言わないそうだ。
同じように、黒猫も他の色の毛が少しでもあれば、黒猫じゃないそうだ。
ってことは、黒猫も珍しい猫なんだね。