窓から外を眺める

専業主婦のつぶやき 

天候が荒れている

雨が降るという予報だったので洗濯物を室内に干した。

 

風が強いから、やっぱり外に洗濯物を干すのは難しいと思っていたら

 

小さな雨粒が見えだした。

 

予報は当たったなあと思った。

 

かと思うと、雲間から太陽の光が漏れた。

 

ベランダに日光が当たっていても、やはり風が強いので

 

洗濯物は部屋干しのままだ。

 

 

ハトやスズメなどの野鳥や野良猫は、どこかで雨風を避けながら

 

天気の回復を待っているんだろう。

 

そう言えば、私が野良猫を見ているスーパーの駐車場のそばに

 

野良猫用の小さな家がある。

 

迷彩模様のビニールシートを地面のくぼみにかけて、数個の石でおさえられている。

 

くぼみを覗き込むと、猫の顔が見える。

 

風を避けることはできても、雨は流れ込むだろう。その小さな家。

 

誰が作ったか知らないけれど、

 

野良猫が使っている家を見て、気持ちが少し温かくなった。

 

 

YouTubeで廃屋を蘇らせる動画を見ていると、

 

廃屋が野良猫のトイレ代わりにされているという場面があった。

 

もしかしたら、猫以外の動物も廃屋を利用していたのかもしれない。

 

 

多頭飼育崩壊している家から犬猫を救う動画を見てみると、

 

家の中に数十匹の猫がいて、室内と呼べないほど荒れ果てている。

 

猫は家の中で糞尿を排泄するから、とんでもない臭さ。

 

そこに住む人は、困り果てていた。

 

だからボランティア団体に救いを求めたんだろう。

 

家が家でなくなる様子を見て、家を動物に乗っとられたというか奪われたというか、

 

そうなるようにしてしまったのは住人なんだけど、とても気の毒に思った。

 

犬や猫を室内で何匹も飼っている動画を見るけれど、

 

楽しそうに見えるが、動物と人が同居するのは大変そうにも見える。

 

 

今日のように荒れた天気の日には、

 

野良猫たち、どこで雨風をしのいでいるのかな・・と心配になるが、

 

私は住処を作ってあげることはできないし、家に保護することもできない。

 

気持ちだけで何もできないなあと、少し無力感を感じる。

 

 

天候のせいか、気分が少し沈んでいる。