昨日、スーパーの駐車場に野良猫を見に行った。
雨は降っていなかったが地面は濡れていた。
風は強く、とても寒く感じられた。
2匹の猫が駐車場の隅にいた。
写真を撮ろうとしたが、猫はなかなかじっとしていてくれない。
膝をついて猫にレンズを向けると、猫は私の膝にぴょんと飛び乗って来た。
地面より私の膝の方が温かいから乗ってきたのかもしれない。
猫の肉球を膝で感じつつ、猫の後ろ姿を撮った。
この子は8歳の雌。フクと呼ばれている。狸のような茶色い毛に縞模様が入っていて、
首・足先・お腹が白い。
人に慣れている。
このフクが猫好きな人に家を作ってもらってる。
駐車場の横はグーグルマップでは道路として表示されているが、
実際は道路というより小さい川に沿った細長い空き地。
自転車が数台放置されていて、草も生えている。ゴミもある。
見捨てられたような場所だ。
ここが、野良猫の居場所になっている。
フクの家だけ、見捨てられてない感じがする。
家の中を覗き込むと、タオルが敷かれていて、餌の入った皿があった。
もう一匹の猫は、この近所の家の庭からやって来る。
私はその猫の1メートル以内に近づくことができない。すぐに逃げるから。